メルクリウス総合行政書士事務所
東京都品川区西五反田2丁目24番7-802号 / TEL:03-3492-1797 / 許認可等申請、外国人の起業・就労・雇用、事業承継・第二創業・組織再編
郵便局にて。
いつものように、昼下がりの郵便局は長いながい行列で、
覚悟のうえなので、私もいつものように持参した本を しばらくは読みながら時間を費やしていました。
情報公開法についての勉強会が1ヵ月後に迫っているのに、まだほとんど進んでない (・_・;)
そのうち。
ちょうど私の前にあるカウンタにやってきた老夫婦。
内容証明の書式について 局員の方に質問されていました。
もちろん間違ってないし、親切な受けこたえで丁寧に教えて差し上げてらっしゃいましたが、
「よくわかりました」とお礼を言って出口に向かいながら、
「むずかしいんだね・・・・」というご夫婦の会話が聞こえてきました。
局員の方についていえば、あれ以上の説明をするくらいなら
もはや代書したほうがいいんじゃないかというくらいの 不足のない説明だと思ったのですが、
それでも、結果として、なにかが引っ掛かったような気分のまま 帰ってきました。
実は老夫婦の前は、50代と思しきサラリーマン。
老夫婦のあとは、また別の老夫婦。
15分ほどの待ち時間の間、
3組の方のうち、すんなり出せたのは サラリーマンだけです。
いずれの人についても、
わざわざ内容証明を出すくらいですから、
多少の差はあれ、日常的でない事情に対処するために時間と労力と精神力を費やしている最中・・・・という場面なわけで、
率直に言って、責任を感じました。
数週間まえ、
とてもよくしていただいてる先輩の行政書士の先生
(離れたところですが、ご兄弟とも行政書士をされてます)から、
私のところの 内容証明や契約書の報酬額が高すぎるんじゃないか?
という趣旨のお話をいただいていました。
そのこともあって、原価計算からやり直してみたりしてから数日。
経営という観点から算定すると、やっぱり値段はあまり変わりません。
しかし、想定しているよりもずっと簡単に(つまり短時間に、あるいは軽い考案だけで)処理できる案件もあるはずで、
それを取りこぼしてしまうとすれば、
安い金しか出せない人たちについては 法的にクリアなサービスにアクセスできないままになってしまう。
カネが要るか要らないか、という対立軸ではなく、
ニーズと、労力と、報酬のバランスということが大事な決定項なのだとすれば、
すくなくとも できる環境に私がいるうちは、
敷居を下げてもいいんじゃないか? という気がしました。
数が多すぎて受けられないなどの事情が生じたら、
誰か専門でやってる先生にお願いしてみるということもあり得ますし、
いずれにしろ、
一部の弁護士や一部の司法書士からすれば、行政書士が法律専門家などと片腹痛いという意見もあるかもしれないが、
それでも専門家へのアクセスの経路は広くとっておくべきなのではないか・・・・というような、
かなり基礎的というか、原点に返るようなことを。
一方で、専門家としてのクオリティと、カネを払ってでもちゃんとしたいという意思を対象としたい、
との考えから、
やっぱり、報酬はやや高めです。
難しいところです。
区役所の無料相談などは、そういった意味で、非常に意義のある取り組みだと言えます。
これも経営という観点から考えると、
広報という非常に重要な機能を持っているのですが、
それを超えて、経営の観点を捨象することのできる場面として、
より実質的に機能させるべきだと、なんだか唐突な感じもしますが、
そんなことを思った行列の午後でした。
覚悟のうえなので、私もいつものように持参した本を しばらくは読みながら時間を費やしていました。
情報公開法についての勉強会が1ヵ月後に迫っているのに、まだほとんど進んでない (・_・;)
そのうち。
ちょうど私の前にあるカウンタにやってきた老夫婦。
内容証明の書式について 局員の方に質問されていました。
もちろん間違ってないし、親切な受けこたえで丁寧に教えて差し上げてらっしゃいましたが、
「よくわかりました」とお礼を言って出口に向かいながら、
「むずかしいんだね・・・・」というご夫婦の会話が聞こえてきました。
局員の方についていえば、あれ以上の説明をするくらいなら
もはや代書したほうがいいんじゃないかというくらいの 不足のない説明だと思ったのですが、
それでも、結果として、なにかが引っ掛かったような気分のまま 帰ってきました。
実は老夫婦の前は、50代と思しきサラリーマン。
老夫婦のあとは、また別の老夫婦。
15分ほどの待ち時間の間、
3組の方のうち、すんなり出せたのは サラリーマンだけです。
いずれの人についても、
わざわざ内容証明を出すくらいですから、
多少の差はあれ、日常的でない事情に対処するために時間と労力と精神力を費やしている最中・・・・という場面なわけで、
率直に言って、責任を感じました。
数週間まえ、
とてもよくしていただいてる先輩の行政書士の先生
(離れたところですが、ご兄弟とも行政書士をされてます)から、
私のところの 内容証明や契約書の報酬額が高すぎるんじゃないか?
という趣旨のお話をいただいていました。
そのこともあって、原価計算からやり直してみたりしてから数日。
経営という観点から算定すると、やっぱり値段はあまり変わりません。
しかし、想定しているよりもずっと簡単に(つまり短時間に、あるいは軽い考案だけで)処理できる案件もあるはずで、
それを取りこぼしてしまうとすれば、
安い金しか出せない人たちについては 法的にクリアなサービスにアクセスできないままになってしまう。
カネが要るか要らないか、という対立軸ではなく、
ニーズと、労力と、報酬のバランスということが大事な決定項なのだとすれば、
すくなくとも できる環境に私がいるうちは、
敷居を下げてもいいんじゃないか? という気がしました。
数が多すぎて受けられないなどの事情が生じたら、
誰か専門でやってる先生にお願いしてみるということもあり得ますし、
いずれにしろ、
一部の弁護士や一部の司法書士からすれば、行政書士が法律専門家などと片腹痛いという意見もあるかもしれないが、
それでも専門家へのアクセスの経路は広くとっておくべきなのではないか・・・・というような、
かなり基礎的というか、原点に返るようなことを。
一方で、専門家としてのクオリティと、カネを払ってでもちゃんとしたいという意思を対象としたい、
との考えから、
やっぱり、報酬はやや高めです。
難しいところです。
区役所の無料相談などは、そういった意味で、非常に意義のある取り組みだと言えます。
これも経営という観点から考えると、
広報という非常に重要な機能を持っているのですが、
それを超えて、経営の観点を捨象することのできる場面として、
より実質的に機能させるべきだと、なんだか唐突な感じもしますが、
そんなことを思った行列の午後でした。
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プロフィール
HN:
行政書士 吉尾一朗(第08080022号)
HP:
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
読書。映画鑑賞。昼寝。
自己紹介:
東京都行政書士会品川支部に所属する五反田の行政書士です(日行連登録番号:0808022号)
1. 許認可等申請・届出事務の相談・代行・代理
2.許認可等行政手続に関する法令遵守
3.医療法人設立・運営管理その他医事関連許認可
4.入国管理局申請取次事務・在留資格手続の管理
5.許認可事業の承継(相続・経営承継・M&A)
6.取引基本契約書の作成・行政手続上の評価
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